2006-10-07

追悼

米澤さんのお通夜にいって手を合わせてきました。




ご本人と直接の面識は無かったのですが、僕の本を読んで
頂いていたそうで・・・もちろん何よりあのコミケの代表者と
いうことで感謝の言葉を言わずにはおれなくて。

僕が初めてコミックマーケットに一般参加したのが上京した
大学一年の冬。千葉、幕張でした。なにより人の数に驚き、
同じ趣味の人がこんなにいる、というのが嬉しかった。
そして当時はエロ同人誌が無修正で、それがなにより衝撃
だったのです。・・・おかしな話ですけど、エロいとかより
この商業誌では出来ない表現、なにやってもいいんだという
事実がいちばんの印象でした。ああほんと、同人誌って
なにをやってもいいんだ・・・と。
(当時田舎では男性向けの同人誌を観る機会はあまりなかったんですよ。)

それから数年後自分でサークル参加したときにはすでに
無修正は不可になっていたのですが(笑)、
はたしてその衝撃が忘れられないのか、いまだに同人誌から
抜けられません。いや、正確にはコミケという場から
離れることが出来ないのです。楽しいからとかいう次元を
越えて、自分の一部なんだろうと思うんですよ。


岩田さんに続いてその場を作って維持してきてくれた方を
失うのはとても辛いことです。僕も昨年イベントを主催して
多少なりと主催側の苦労を味わったのですが・・・いや、
比べるのも失礼ですけど、コミケ規模になるともうほんと、
想像を絶するほど大変なはずということは解ります。
とても真似できない。尊敬と感謝の気持ちしかありません。


30年ということは・・・米澤さんはハタチそこそこで
コミケを始められたということなのかな?すごい。
あの世代というか、僕より上の方でいまも同人誌をやられてる
方々には、オタクなモノや場に対する渇望、言い換えれば
つまり愛の深さがかなわないといつも思うんですよ。
そしてそれは今の時代では決して得られないことで。
さらに逆のことを若い子に対しては思うわけで・・・

えーつまりですね、コミケみたいな場が当たり前のように
あるにはいろんな方の奮闘努力があるのだと。もしかしたら
こんな祭りが続いてるのはすごい奇蹟なのかもしれない。



僕らはもっと愛をそそがないといけない・・・と思いました
いや、誓いました、僕は。ほんと、がんばります、はい。




訃報はサンクリで聞いたのですが、米澤さんと仕事をされて
いた某氏の辛そうな姿が忘れられません。人生とはやはり
他の人のこころにいかに残るかということなのかも・・。

遺影の笑顔がほんとうに楽しそうでした。
若すぎるけど。若すぎだけど、いまはもうただ感謝の言葉を。



ありがとうございました。
ほんとうにお疲れ様でした。安らかにお眠りください。





高雄右京@ママグル徒
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『高雄』について

高雄高雄(たかお)高雄 (京都市) - 京都市右京区梅ヶ畑付近を指す地名で神護寺がある。古くは高尾とも。紅葉で名高く、紅葉の名所三尾(高尾・槙尾・栂尾)のひとつに数えられている。台湾の地名は日本統治時代にこの字を当てはめたもの。高雄市 - 台湾の都市。中華民国の

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当時は無修正で載せられたのですか…
状況は色々と厳しくなってきてますが、これからもコミケ文化を残せますように。
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